「ガールズバーの仕事内容が知りたい」

「働くメリットってあるの?」

「どんな人が多く働いているの?」

ガールズバーのバイトは普通のバイトに比べて高時給であるため、働きたいと思っている方も多いでしょう。

この記事では、ガールズバーで働きたいと思っている方のために仕事内容や経験者の口コミを紹介します。求人サイトの見方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ガールズバーバイトが人気の理由は?仕事内容を紹介

はじめに、ガールズバーバイトの仕事内容を7つの項目に分けて紹介します。

  • 料理やお酒の提供
  • トーク
  • ゲーム
  • 呼び込み
  • ドリンク作成
  • 洗い物
  • 清掃

料理やお酒の提供

ガールズバーでは、料理やお酒を提供します。お客様が頼んだ料理やお酒をお客様のもとまで運んだり、お客様の代わりに料理やお酒を頼んだりすることもあるでしょう。

料理は簡単な一品料理が多く、手の空いたキャストが作成したり料理専用のキャストがいたりとさまざまです。ときには出前を注文することもあり、飲食店とはまた違った対応が多くなります。

トーク

ガールズバーの主な仕事はお客様とのトークです。トークはお客様のペースに合わせて、ゆっくり話したりノリよくリズミカルに行ったりするといいでしょう。

大切なのは、相手の話を遮らないように最後まで聞き、話を広げるように質問すること。なかにはトークが得意ではないお客様もいるため、そのようなお客様には自分の楽しかった話や好きなことを話して場を盛り上げましょう。

お客様は非日常を味わいに来ている人が多いため、政治や仕事など現実的な話題は避け、にこにこと楽しそうにすると好印象を与えられます。

ゲーム

ガールズバーのなかには、トランプゲームやダーツなどの簡単なゲームを楽しめるお店があります。ゲームの内容はお店によってさまざまですが、短時間で簡単に行えるものが一般的です。

ゲームをしている間もお客様を楽しませる気持ちを忘れないように、それでいて自身が楽しむことも忘れないようにしましょう。

くれぐれもゲームに真剣になりすぎて、負けて不機嫌になるような行為は避けます。子どもを相手にするようにわざと負けてあげる必要はありませんが、楽しませる気持ちは忘れないようにしましょう。

呼び込み

呼び込みは、ガールズバーのようなナイトワークにはよくある仕事です。お店にお客様があまり入っていないときに行います。

仕事内容は、外に出て歩いているお客様にお店に来てもらえるように声をかけるといったものです。

成功率は低く、成功するまでお店に戻れないこともあり、外で声をかけてもほとんど断られ続けるため気に病む人もいるでしょう。特に冬場は寒いため、呼び込みをしたくないキャストがほとんどです。

ガールズバーバイトは短いスカートや足を露出した服装が多いため、居酒屋のキャッチ以上にしんどいですが、お店によっては呼び込みをしないところもあるため、気になる方は求人サイトで確認しましょう。

ドリンク作成

ガールズバーバイトはドリンクも作成します。料理は専門のキャストがいるところもありますが、ドリンクはキャストが作る店舗がほとんどです。

特にガールズバーは飲み放題でお酒の種類が多いため、お酒の作り方を覚えるのは大変でしょう。しかし、一度覚えてしまえば居酒屋やバーなどほかのバイト先でも役に立ちます。

可能な限りお客様の好みに合わせてお酒を作ると喜ばれるため、コミュニケーションも欠かさないようにしましょう。

洗い物

ガールズバーのバイトでは、グラスや食器などの洗い物もキャストが行います。ガールズバーにはキャバクラのように雑用を全般的に行ってくれる男性キャストは基本的にいないため、女性キャストが自分たちで行う必要があります。

まれに料理専門のキャストが洗い物も全部行ってくれるお店もありますが、料理の作成と洗い物を同時に行うのは難しいでしょう。

そのため、キッチンの回り具合を見て、誰かがヘルプに入る必要が出てきます。小さいお店であれば食洗器を導入していないところもあるため、すべて手洗いで食器を洗っている店舗もあります。

清掃

ガールズバー清掃は、キャストが行います。清掃はお店がオープンする前と閉店した後の2回が基本です。キャバクラやラウンジであれば、黒服の男性キャストが行いますが、ガールズバーでは働いているすべてのキャストが行います。

普通の飲食店のバイトを思い浮かべてもらうとイメージが湧きやすいでしょう。毎日の清掃では簡単な床掃除や椅子やカウンターの拭き上げ、トイレ掃除などを行います。

ガールズバーも飲食物を扱うお店です。常に清潔な状態を保つことで、お客様も気持ちよくお酒を楽しめます。

ガールズバーのバイトは大学生が多い!?働いている人の特徴を紹介

ここまで、ガールズバーの仕事内容を細かく紹介しましたが、ここからはガールズバーで働いている人の職業や年齢を紹介します。大学生が多いといわれるガールズバーですが、実態を詳しく解説するので参考にしてください。

職業

ガールズバーで働いているのは、大学生やフリーター、OLがほとんどです。

大学生やOLは、学業や仕事で時間がないなか、スキマ時間でたくさんお金を稼ぎたい人が多く働いています。フリーターは仕事を掛け持ちしている人が多いため、融通の利きやすいガールズバーで働いているのでしょう。

ガールズバーの営業時間は19時〜朝5時までと長いため、ほかの仕事が終わってからも勤務できます。さらに、キャバクラやラウンジと違って私服でカジュアルに働けるところも大学生やフリーターが多く働く理由の一つでしょう。

年齢

ガールズバーで働くキャストの年齢層は、18〜30歳です。

同年代が多いため、話も合いやすいでしょう。働くキャストに年齢制限はありませんが、30歳以降で働いている人はほとんどいません。

また、18歳未満を採用しているところもほとんどないため、高校生が働くのは難しいと考えていいでしょう。なお、18歳や19歳などお酒が飲めない未成年者は、ソフトドリンクを飲んで接客します。

ガールズバーで働くメリット

ここからは、ガールズバーで働くメリットを2つ紹介します。

  • 会話上手になれる
  • 自分のペースで働ける

会話上手になれる

ガールズバーで働くことによって、会話上手になれるでしょう。ガールズバーでは初めて会ったお客様と会話をするため、コミュニケーションスキルが身につきます。

コミュニケーションスキルはあらゆる場面で役に立ちます。たとえば、就職活動やほかのバイト先で行う接客、就職先で行う営業などが挙げられますが、コミュニケーションスキルは一朝一夕で身につくものではありません。

ガールズバーは1日に何人ものお客様が来店するため、ガールズバーで働くことによって、コミュニケーションスキルの向上につながるでしょう。

自分のペースで働ける

2つ目のメリットが、自分の好きな時間や頻度で働けることです。

ガールズバーには、ノルマや最低出勤数が設けられているところはほとんどありません。そのため、自分に無理がない範囲で出勤が可能です。

ガールズバーで働いている人のなかには、学業やほかの仕事と両立して働いている人もいます。週2日や4日など休む時間も考えながら自由にシフトを組めるところが、人気の秘密でしょう。

さらに、働く時間帯さえ自由に選べるところもガールズバーで働くメリットです。

ガールズバーで働くデメリット

ここでは、ガールズバーで働くデメリットを2つ紹介します。

  • 昼夜逆転生活になる
  • 金銭感覚がゆるくなる

昼夜逆転生活になる

ガールズバーの営業時間は夜から早朝のため、昼夜逆転した生活になってしまいます。

昼夜逆転してしまうと、体調を崩したりメンタルが弱くなったり肌が荒れたりと、体調に影響が出る可能性があります。また、昼間仕事や学校に通っている人は、睡眠時間が足りず日中上手く活動できないひともいるでしょう。

睡眠不足になることで風邪をひきやすくなってしまったり、ずっと眠気に襲われて友達との予定を楽しめなかったりする可能性もあります。健康上の問題だけでなく、日中の予定との衝突も考えなければなりません。

金銭感覚がゆるくなる

ガールズバーのバイトで多額のお金を手に入れると今までの金銭感覚が狂ってしまうことがあります。

好きなものを購入できるのは心の豊かさにつながりますが、少しの移動にタクシーを使ったり身につけるものをブランド品で埋めつくしたりといったお金の使い方は危険です。

お金を使うことへの抵抗がなくなり、ガールズバーの仕事を辞めたときに困るでしょう。ガールズバーで働いている間も、生活水準を上げ過ぎないようにする努力が必要です。

ガールズバーのバイトは楽しい!良い口コミを紹介

ここからは、実際にガールズバーで働いている人の良い口コミをまとめて紹介します。

  • ほかのバイトより時給が高くて稼ぎやすい
  • そんなにシフトを入れていなくてもドリンクバックで稼げる
  • いろんなお客様と話せるから接客が楽しい
  • お客様との会話で勉強させられる
  • 送迎があって通勤が楽

もっとも多かった口コミは「稼ぎやすい」という内容でした。ガールズバーはほかのバイトより給料が高めに設定されているため、このような口コミが多かったと考えられます。

お客様との会話を楽しみにしている人も多く、人とのコミュニケーションが好きな人にはとっておきのバイトといえます。

ガールズバーのバイトはやめたほうがいい?悪い口コミを紹介

ガールズバーのバイトは辞めたほうがいいという人も一定数いるようです。メリットの多いバイトに感じますが、なぜガールズバーのバイトはやめたほうがいいといわれているのでしょう。

ここからは、実際に働いている人の悪い口コミをまとめて紹介します。

  • ずっと立っているのが辛い
  • 客引きがしんどい
  • お酒を飲み過ぎて二日酔いになる
  • 生活リズムが乱れがち

ガールズバーは、カウンター越しに立って接客します。座るタイミングが極端に少ないため、営業時間中トイレ以外ずっと立っていることもあり得ます。さらに、高いヒールをはいている人は足の疲労がたまるでしょう。

また、客引きが嫌だという声もよく見かけました。最近のお店では客引きを行わないところも増えてきています。客引きをしたくない方は、求人を探す際、客引きなしのお店をチェックしてみてください。

ガールズバー求人で確認するポイント

最後に、ガールズバーの求人で確認するポイントを紹介します。

  • 本当にガールズバーか
  • 給料形態に違和感はないか
  • 通いやすいか
  • 制服の有無
  • 繁華街に近いか

本当にガールズバーか

ガールズバーのなかには、ガールズバーと偽って求人を出しているお店があります。業種にこだわらない人であれば問題ないかもしれませんが、お客様の隣に座って接客することに抵抗がある人もいるでしょう。

こんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、応募の前に公式HPやSNSで確認するのがおすすめです。

給料形態に違和感はないか

求人に書かれている給料形態も確認しましょう。

ガールズバーは基本給に加え、バック率や指名料といったプラスでもらえる給料があります。この料金は一般的に時給の次に多い収入となるため、求人を見るときに確認しましょう。

通いやすいか

お店への通いやすさも大切なポイントです。学校帰りや仕事帰りに働きたいのであれば自宅との間にあるお店を選びましょう。

また、ガールズバーは夜中に帰宅することが多いため、自宅から近いお店がおすすめです。

制服の有無

制服の有無も確認しましょう。ガールズバーは私服と制服が支給されるところの2パターンあります。

私服の方が自由度も高いと感じますが、仕事用の服を買ったりバイトの前に毎回コーデを考える手間がかかります。反対に、制服だと衣装代を請求されたり好みの衣装ではなかったりすることもあるでしょう。

それぞれメリットとデメリットがあるため、自分の好みに合わせて店舗を選ぶのがおすすめです。

繁華街に近いか

繁華街に近い繁盛しているお店を選びましょう。繁盛している方が忙しい時間が多くバック率も期待できるため、基本給以上に多く稼げるでしょう。

また、繁盛しているお店の方がシフトを削られることもありません。

まとめ

今回は、ガールズバーの仕事内容について紹介しました。ガールズバーはお客様との会話以外にも覚えることはたくさんあります。

しかし、仕事の内容は普通の飲食店とほとんど変わりません。ほかのバイトでも生かせる仕事もあるため、メリットの多い仕事といえるでしょう。

通いやすさや給料形態など、今回紹介したポイントを確認して、ぜひガールズバーのバイトを検討してみてください。