「ガールズバーのバイトってどんな感じ?」

「ガールズバーでバイトするメリット・デメリットは?」

「高校生や大学生が働くのはやめた方がいい?」

バーテンダーが女性中心で構成されているショットバー、ガールズバー。

本記事では、そのガールズバーのバイトの入店の流れから時給、お店選びに至るまでを解説していきます。

ガールズバーのバイトを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

ガールズバーのバイトってどんな感じ?

まずは、ガールズバーのバイトに関する以下3つの概要を見ていきましょう。

  • 入店の流れ
  • 仕事内容
  • 時給

入店の流れ

ガールズバーのバイトの入店の流れは、求人情報の掲載や面接から始まります。

応募者は、身分証の確認や面接での自己PRを行い、採用された場合は、ノルマの存在、服装やメイクの指示などを店側から説明されます。

研修期間が設けられている店もあり、その期間中に業務の流れやマナーを覚えるのが一般的です。

実際にお店で働き始めると、接客や会話術を磨いたり、お客さんをリピーターにするために努めたりすることが求められます。

仕事内容

ガールズバーのバイトでは、常連客や初めて来店するお客さんと話をして、リラックスして楽しんでもらうことが主な仕事内容です。

時間によっては、カラオケやダーツを楽しめるお店もあります。

ほかにも、カウンターでのドリンクの提供やお酒の補充、お店の掃除や清掃、お客さんの会計業務を担当することもあります。

また、お客さんと親しくなって定期的にお店に足を運んでもらうなど、リピーターを増やすことも大切な業務です。

時給

ガールズバーのバイトの時給は、地域や店舗によって異なりますが、大体は1,000円~2,000円程度です。

また、各店舗によっては、売り上げ歩合が加算される場合もあります。

ガールズバーは、アルバイトとしては高めの時給が設定されていることが多く、金銭的には非常に魅力的な職場です。

ガールズバーでバイトするメリット5選

次に、ガールズバーでバイトするメリットを解説します。

主なメリットは以下の5つです。

  • シフトの融通がききやすい
  • 髪色やピアスの指定がほとんどない
  • 時給が高い
  • コミュニケーション能力が養われる
  • さまざまな人の話が聞ける

シフトの融通がききやすい

ガールズバーでバイトするメリットのひとつとして、シフトの融通がききやすい点が挙げられます。

ガールズバーは夜間営業が中心であるため、昼間にほかの仕事や学業と両立することもできるでしょう。

また、週末・祝日などの繁忙期は多くのスタッフを必要としますが、週1回だけの勤務や平日だけの勤務が可能な場合もあります。

さらに、急な用事や予定があった場合も、ほかのスタッフとシフト交換を行うことができるため、柔軟な勤務スタイルが可能です。

柔軟性のあるシフトは希望の働き方に合わせやすく、バイトの続けやすさにつながります。

髪色やピアスの指定がほとんどない

ガールズバーでバイトするメリットのひとつは、髪色やピアスの指定がほとんどない点です。

一般的に、接客業では髪色やピアスの規定が厳しく、自分のスタイルや個性を表現できない場合があります。

しかし、ガールズバーはその点が緩く、自分らしいスタイルで働けます。

ただし、見た目には気をつけなければいけないこともあるので、各店舗のルールには注意が必要です。

自分の個性を表現しながらバイトできるという点は、ガールズバーで働く魅力のひとつです。

時給が高い

ガールズバーでのバイトは、時給が高い点が魅力です。

これは、お酒を扱う店舗であるため、スキルや知識が必要であることや、夜間勤務であることなどが要因です。

また、ガールズバーはナイトスポットとしての雰囲気を維持するため、スタッフには品位や洗練された接客が求められます。

そのため、経験者やスキルのある人材には高い報酬が支払われるケースもあります。

コミュニケーション能力が養われる

ガールズバーでのバイトは、お客さんとのコミュニケーション能力を養うこともできます。

キャストは、お客さんの注文に応じたカクテルの作り方や、お酒についての知識を持ち合わせている必要があり、お客さんとの会話を通じてより適切な対応を行うためのスキルや知識を身につけることもあるでしょう。

また、ガールズバーはリラックスした雰囲気のある場所であるため、お客さんとのフレンドリーな会話を通じて、自分自身のコミュニケーション力を高めることができます。

お客さんにお酒を提供することで、細かな気遣いやサービス精神を身につけることもでき、結果としてガールズバーでのバイトは、社会人として必要なコミュニケーションスキルを身につけられる貴重な経験をもたらしてくれるでしょう。

さまざまな人の話が聞ける

ガールズバーでのバイトは、さまざまな人の話を聞くことができるというメリットもあります。

バーカウンターの周りには、常連客や観光客、ビジネスマン、大学生など、さまざまな職業や年齢層の人々が集まります。

その人々の話を聞き、そこでお客さんからのさまざまな知識、普段は知らない世界の話を得ることもできるでしょう。

また、話を聞くことによって人間関係を広げることができるため、これからの人生に役立つことが多く、ガールズバーでのバイトは人脈的なメリットもあるといえます。

ガールズバーでバイトするデメリット3選

次は、逆にガールズバーでバイトするデメリットについて解説します。

こちらは以下の3つが挙げられます。

  • お酒をたくさん飲むことになる
  • 夜型の生活になる
  • 長時間笑顔での接客が求められる

お酒をたくさん飲むことになる

ガールズバーでのバイトには、常にお客さんとの会話を楽しませたり、雰囲気を盛り上げたりする必要があるため、お酒を飲むことがたびたび求められます。

アルコールを飲まなければいけない状況が多いだけでなく、自分自身が飲んでいるために酔っ払ってしまい、トラブルやサービスの質の低下につながることもあります。

さらに、長時間立ち仕事をするため、疲れやストレスからお酒に依存するようになりやすいというデメリットもあるでしょう。

過剰な飲酒を防ぎ、適度な飲酒量を管理することが重要です。

ただし、お店によってはお客さんにお酒と偽ってノンアルコールを飲めるところもあります。

夜型の生活になる

ガールズバーでバイトする場合、お店が営業している時間帯が遅いことが多いので、夜型の生活になるというデメリットがあります。

睡眠不足に陥ったり生活リズムが崩れたりする懸念があり、朝に寝坊をしたり、日中に眠くなることが多かったりすることもあるため、体力管理に一層気をつけなければなりません。

長時間笑顔での接客が求められる

ガールズバーでの接客業務はお客さんと長時間接するため、笑顔で親身に接客することが大切です。

しかしながら、バイト中に長時間笑顔でいることは非常に疲れます。

疲れた顔を見せることでサービスの質に響いてしまうため、専門的なスキルや体力を必要とする職業です。

そのため、ガールズバーのバイトは、短期間であれば副業として充実感のある収入を得たい方には向いているかもしれませんが、長期間続ける場合は心身に負担がかかるといえます。

ガールズバーのバイトを初めてするときのお店選び

ここまで、ガールズバーバイトのメリットとデメリットを解説してきましたが、もちろんバイトの良し悪しはお店によって異なります。

ここからは、ガールズバーのバイトを初めてするときに意識すると良いお店選びのポイントを3つ紹介します。

  • 立地
  • 送迎
  • 給与形態

立地

ガールズバーのバイトを初めてするときに重要なポイントのひとつとして「立地」があります。

特に、交通の便が良い場所にあるお店を選びましょう。

人が集まりやすい繁華街や駅から近い場所にあるお店は、集客力が高く、お客さんが多いことが予想され、売上が安定する可能性も高いためです。

また、夜間に通勤する場合は治安面にも注意しましょう。

遠方から通勤する場合は、自宅からの交通手段の便も考慮に入れることで、安心して働けます。

送迎

ガールズバーのバイトを初めてする際には、お店選びのポイントとして「送迎の有無」を考慮することも重要です。

送迎がある場合、自宅から遠くても安心して通える利便性があります。

逆に、送迎がない場合は自分での移動になるため、交通費や時間的余裕などの必要が出てきます。

また、送迎がある場合でも、深夜帯の送迎が可能かどうか、ドライバーの対応がきちんとしているかどうかなど、細かな点も確認することが重要です。

送迎については、事前にお店に確認することで、スムーズに働くことができます。

給与形態

ガールズバーのバイトを初めてする際には、給与形態についても注意が必要です。

給与形態には、時給制と歩合制があります。

時給制は一定の時間働いたら一定の給与がもらえますが、歩合制は自分が売り上げを出した分だけ報酬がもらえます。

歩合制の場合は自分の頑張り次第で給与がアップする可能性がある反面、不況やお客さんの人数によって給与が変動するリスクもあるため、どちらの給与形態が自分に合っているかよく考え、求人情報を確認することが大切です。

また、支払いのタイミングや方法についても確認しましょう。

ガールズバーで大学生が働くのは危ない?やめた方がいい?

ここからは、ガールズバーバイトのなかでも大学生に絞って解説していきます。

大学生はガールズバーで働かない方が良いという言説も一部で見られますが、その理由は何でしょうか。

考えられる理由は以下の3つです。

  • 1人暮らしの人は注意
  • 人によっては学業との両立が難しい
  • 金銭感覚が狂う

1人暮らしの人は注意

ガールズバーの客層は男性が中心で、なかにはキャストの「ファン」として常連客がつくこともあります。

愛憎トラブルやストーカー被害につながるリスクが常にある職業であり、特に1人暮らしの

女性は一段と注意が必要です。

人によっては学業との両立が難しい

ガールズバーでのバイトには深夜勤務が多いため、生活リズムが崩れることがあります。

くわえて、飲食業界であるためアルコールの飲み過ぎにより二日酔いになることも少なくありません。

そのため、生活リズムが崩れ、二日酔いになることで授業に集中できず、学業との両立が難しくなる場合もあります。

そのため、大学生にとっては慎重な判断が必要です。

金銭感覚が狂う

ガールズバーでのバイトは高収入を得られる反面、それが基準となってしまう怖さがあります。

稼げる分だけお金を使うことができ、金銭感覚が狂ってしまうリスクです。

高時給のほかにも、常連客からプレゼントや高額チップをもらうこともあるため、余計に金銭感覚は狂いやすいでしょう。

大学生は学業に加え、数年後の社会人としてのビジョンも持たなければならないため、金銭感覚が狂って生活費の管理がうまくいかなくなることで、将来に多大な影響を及ぼすことがあります。

ガールズバーのバイトは高校生でも大丈夫?

最後に、高校生がガールズバーで働くことについても触れておきます。

ガールズバーでのバイトにはお酒が絡んでくるため、法律的には20歳以上であることが必要です。

つまり、法律上の問題から高校生はガールズバーでのバイトはできません。

また、ガールズバーは夜間の深夜勤務が多く、学校との両立が難しくなることがあります。

そのため、高校生はガールズバーでのバイトは控えるべきでしょう。

また、そもそも高校生は求人対象外のガールズバーも多いため、必ず応募前に確認しましょう。

ガールズバーのバイトは注意点もあるけれどメリットも多い

ガールズバーでのバイトには注意点がありますが、メリットも非常に多くあります。

たとえば、高収入・高時給、自由なシフト制度、さまざまな人との交流の機会、接客スキルの向上などが挙げられます。

さらに、バーカウンターで働くことで、大人の雰囲気や本格的なカクテル作りに触れ、自身の洗練された感覚を身に着けることもできるでしょう。